眼瞼下垂手術によって二重幅が狭くなる理由とは?
手術によって二重幅が狭くなる?
まぶたのたるみを除去する眼瞼下垂手術。手術によって目を大きく見せることができるので、美容目的で手術を受ける人も増えています。しかし、元のまぶたの形によっては眼瞼下垂手術によって二重幅が狭くなるケースも。眼瞼下垂によって狭くなった二重幅は、再び作り直すことができるのでしょうか?手術後に二重幅が狭くなる原因や二重幅を広げるリスク、また二重幅を作り直すにはどのような方法があるかを詳しく解説していきます。
先天性眼瞼下垂とは?
眼瞼下垂手術を行うことでまぶたのむくみを取り除くと、二重幅が広がり目元が大きく見えるメリットがあります。しかし、反対に二重幅が狭くなるリスクもあるのです。その理由とは一体何なのでしょうか?
眼瞼下垂手術は目を大きく見せることができる
眼瞼下垂とは、何らかの原因でまぶたを持ち上げる筋力が弱くなり、まぶたが下がってしまう症状です。眼瞼下垂は、眉下を切開することでまぶたを引き上げ、たるみを取り除く整形手術が可能です。手術は美容目的で行われる場合が多く、上眼瞼挙筋の挙筋短縮法や挙筋前転法によってまぶたの開きをよくし、目を大きく見せることができます。
【参考】
手術後に二重幅が狭くなることも
本来であれば眼瞼下垂手術によって二重幅を調整することが可能ですが、まぶたの形によっては眼瞼下垂手術を行うことで二重の幅が狭くなることがあります。これは、もともと二重まぶたの人が二重のラインで眼瞼下垂手術を行うことで考えられるケースです。
二重は、まぶたが開くときに皮膚が折れ曲がることで二重のラインができ、折れ曲がったところに皮膚が覆いかぶさる状態になっています。眼瞼下垂手術によって元々の二重のラインを切開すると、折れ曲がる部分が奥に引き込まれるため目を開けたときに二重の幅が狭くなってしまうのです。
二重を作り直すことはできるのか?
眼瞼下垂よって二重の幅が狭くなった場合、手術によって二重を作り直すことはできるのでしょうか?二重幅を作り直す方法や二重幅を広げるリスクについて解説します。
二重を作り直す方法はあるのか
二重の人が眼瞼下垂によって二重幅が狭くなった場合、二重のラインよりも上を切開することで二重を作り直すことが可能です。
二重幅を広げるリスクについて
眼瞼下垂の手術はまぶたの開きを良くするものですが、同時に二重幅を広げることはできないか疑問に思っている人も多いでしょう。結論からいうと、眼瞼下垂手術によって二重幅を広くすることは可能です。しかし、二重幅を広げ過ぎることでまぶたの下の皮膚がぷっくり膨れ、かえってまぶたが開きにくくなり目が小さく見えるリスクもあります。黒目の面積や目の開きにこだわる人は覚悟が必要です。
二重幅を広げることが理想的な目になるとは限らない
眼瞼下垂は、まぶたの形によって手術後に二重幅が狭くなる可能性があります。しかし、二重幅を広げることが理想的な目になるとは限りません。
二重のラインを切開することでまぶたの幅が狭くなった人や、切開法や埋没法によって二重の幅が広くなった人が眼瞼下垂手術を行う場合、目を開けたときの二重幅が狭く感じることがあります。しかし、二重幅が狭くなることで黒目の見える面積が大きくなり、結果的に理想の目に近づいたというケースも。黒目の面積にこだわりたいなら、二重幅を広げすぎないようにすることも必要です。
眼瞼下垂によって二重幅を調整したい場合は医師に相談を!
二重まぶたの人が二重のラインを切開する眼瞼下垂手術を行うと、二重幅が狭くなることがあります。しかし、眼瞼下垂手術はまぶたの開きを良くするための手術なので、同時に二重幅を広くしすぎることでまぶたが開きにくく、かえって眠たそうな目に見えてしまうことも。二重幅を広げることが理想的な目に近づけるわけではないので、眼瞼下垂手術を希望する人は医師とよく相談しましょう。