眼瞼下垂が頭痛を引き起こす理由とは?

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なかなか治らない頭痛、
眼瞼下垂が原因かも?!

まぶたを上げる筋力が低下し、目を覆い隠してしまう眼瞼下垂。視野が狭くなったり、見た目の印象が悪くなるだけでなく、実は全身にも影響を及ぼすことが分かっています。その中のひとつが「頭痛」です。
どんな方法を試しても頭痛が改善しない、一般的な病院で検査をしても原因が見つからない…といった場合は、眼瞼下垂が原因となっているかもしれません。ここでは、眼瞼下垂が頭痛を引き起こす理由と仕組み、その改善法について解説していきます。

  • その頭痛の原因は?

    日常生活の中で、頭痛に悩まされてはいませんか?原因を知ろうと、神経外科・頭痛外来などで検査を受けてもハッキリとした理由が分からず、長年頭痛と付き合っている…などという人も多いようです。

    そのなかなか治らない頭痛、原因は眼瞼下垂かもしれません。
    眼瞼下垂が引き起こす頭痛は、慢性頭痛のひとつである「緊張性頭痛」が多め。症状の重さは人によって異なりますが、頭が締め付けられるように痛む・目が疲れると痛みが出る・軽いめまいがある・1日中鈍い痛みがある、といった症状が見られます。重症になると、吐き気やしびれが見られることもあるようです。

    ただし、緊張性頭痛の原因すべてが眼瞼下垂というワケではありません。眼瞼下垂が原因の場合、治療をすれば症状も改善されますが、別の理由がある可能性も覚えておきましょう。

  • 眼瞼下垂と頭痛の関係

    では、なぜ眼瞼下垂が頭痛の原因となるのでしょうか?
    その理由は、筋肉の緊張にあります。

    眼瞼下垂になるとまぶたが垂れ下がり、視野が悪くなります。すると、視野を確保するためにまぶたを無理に上げるようになります。常に力を入れてまぶたを開くようになると、目の周りの筋肉が緊張し、それが後頭部や首まわりの筋肉にも伝播。強いコリが起こるようになり、頭痛が誘発されるのです。とくに眼瞼下垂の人は、無意識に力を入れて目を開けようとしていることが多いため、疲労感が強くなる傾向があります。

    その他に、ミューラー筋による影響も考えられます。ミューラー筋とは、眼瞼挙筋の働きをサポートする筋肉なのですが、このミューラー筋は自律神経のひとつである交感神経によって支配されています。

    眼瞼下垂になると、このミューラー筋にも負担がかかるようになり、交感神経が常に緊張状態になります。すると、目元まわりだけでなく、首まわり・肩まわりの筋肉まで緊張してしまい、頭痛が起こりやすくなるとも言われています。

    頭痛によって眼瞼下垂が引き起こされる場合も

    眼瞼下垂になると筋肉の緊張によって頭痛が引き起こされますが、その反対の例もあります。頭痛によって眼瞼下垂が引き起こされるのです。

    眼瞼下垂が引き起こされる頭痛は、「群発頭痛」と呼ばれる頭痛で、目の周囲から前頭部、側頭部などに頭痛が起きることが特徴です。頭痛の症状はかなりひどく、数週間から数か月間に渡って集中的に続きます。群発頭痛による頭痛が起きると、眼瞼下垂や瞳孔の縮小などが伴うと言われており、この症状は「ホルネル症候群」と呼ばれるものです。

    群発頭痛によって起きるホルネル症候群の症状は、先にお話しした眼瞼下垂と瞳孔の縮小以外にも、目の充血や無汗症などが挙げられるため、一般的な頭痛と見分けるためのヒントとなるでしょう。

    群発頭痛とは

    群発頭痛の特徴は、一定の期間に集中して激しい頭痛が起きることで、夜間や眠っている間に発作が起きることです。頭痛の発作が起きているときにホルネル症候群の症状が現れます。群発頭痛は、通常は一定期間頭痛が起こらない時期があるのですが、常に頭痛が引き起こされている場合もあり、この場合は「慢性群発頭痛」と診断を受けるでしょう。

    頭痛の発作が起きると、15~180分程度の激しい痛みが続きます。頭痛が起きる頻度もある程度決まっていて、ほとんどの場合で1日に1~3回です。発作が治まると、激しい頭痛が嘘のように全く異常がありません。

    群発頭痛は比較的男性に多いと言われていますが、最近の調査によると女性に現れる場合も多くなってきているようです。年代としては20~30代に多く見られます。群発頭痛の症状を持つ人は、0.01%ほどとされているため、認知度が低く、病院でも正しい診断を受けられないことが多いタイプの頭痛です。

    頭痛の中ではかなり強い痛みを伴うのが群発頭痛ですが、特に治療をしなくても、一定の年齢になると自然と発作が現れなくなることも多いと言われています。発作が現れなくなれば、発作に付随するホルネル症候群の眼瞼下垂も現れなくなるでしょう。

    ホルネル症候群で眼瞼下垂が起きる理由

    群発頭痛によるホルネル症候群で眼瞼下垂が起きる理由は、群発頭痛によって首の動脈が広がることと、血管の壁に浮腫ができることから、血管の周りにある交感神経の働きが一時的に遮断されるため。つまり、脳から目に渡っている交感神経の働きが妨げられてしまうことから、眼瞼下垂などの症状が現れるとされています。

    群発頭痛が起きる原因やメカニズムはまだよくわかっていませんが、動脈が広がることが頭痛の原因にもなっているそうです。動脈が広がってしまうのは、三叉神経という脳神経がある部分から頚髄にかけての働きがよくなりすぎるためだと言われています。

    また、ホルネル症候群は先天的な場合もあり、群発頭痛に由来するものではない可能性も。その場合は、群発頭痛による眼瞼下垂ではない場合もあるので、神経系の専門医に頭痛の診断してもらうことがおすすめです。

    群発頭痛の治療法について

    群発頭痛を根本的に治すための治療方法は確立されておらず、先天的なホルネル症候群の場合も、現段階では効果的な治療法がありません。そのため、頭痛の発作が起きたときの痛みを和らげるための治療と、頭痛の頻度を下げる治療が行われます。

    群発頭痛の発作が起きたときには、酸素吸入治療、「スマトリプタン」という頭痛治療薬の注射などが行われます。通常の痛み止めは効果を発揮しないため、病院での治療が必要です。

    また、ステロイドによる予防療法なども行われており、睡眠中の発作予防には、血管の広がりを抑えるエルゴタミンという治療薬も効果的です。

    ただし、頭痛が引き起こされる原因が交感神経にあるため、根本的な解決法としては、自律神経系の働きを正常にする必要があります。交感神経の働きを正常化させるための治療として、「ブロック療法」という治療が行われることもあり、この治療による発作を少なくさせることが期待できるでしょう。

    ブロック療法で行われる治療は、神経が通る部分に麻酔を打つというもので、群発頭痛の場合は「星状神経節」という神経に対して治療を行います。ただし、ブロック療法の効果の現れ方には個人差があり、必ずしも群発頭痛が少なくなるというわけではありません。

  • 眼瞼下垂による
    頭痛解消のために

    眼瞼下垂による頭痛は、多くの場合が緊張性頭痛。頭痛は、種類によって症状の緩和・改善方法が異なるのですが、緊張性頭痛の場合は「患部を温める」のが有効です。

    ホットタオルなどで目や肩まわりを温めたり、マッサージをして血行を促進すると、頭痛の痛みがやわらぐとされています。眼精疲労に効果を発揮する、治療用のビタミン点眼薬(ビタミンB12)を使用するのも効果があるようです。

    しかし、原因が眼瞼下垂である場合、一時的に症状を緩和することはできても、根本的な解決にはなりません。放置しておくと、交感神経の緊張状態が常に続くこととなり、不眠・便秘・冷え性・倦怠感・うつ病といった症状に進行する可能性もあるのです。

    眼瞼下垂を治療する方法は、手術のみとなっています。皮膚の切開を行う方法・皮膚を切らずに糸を使う方法などがありますが、原因となっているまぶたのたるみが改善すれば、頭痛の悩みから解放されることがあります。

    もし、長い間頭痛を抱えている・原因が分からない…などの悩みを持っているなら、眼瞼下垂に詳しいクリニックを受診してみると良いでしょう。きっと、あなたにピッタリの治療法が見つかるはずです。

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