メイクで眼瞼下垂が起こる理由と対処法

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アイメイクをしすぎると眼瞼下垂になるって本当?!

アイプチなどを使った、流行の二重まぶた風メイク。目が大きく見えるようになるため、こういったメイクを多用している人も多いですが、使いすぎるとまぶたがたるんでしまう…という噂を聞いたことはありませんか?実は、その噂は事実なのです。 ここでは、目元のアイメイクのしすぎが眼瞼下垂を引き起こす仕組みと、まぶたのたるみを防ぐための対処法について説明しています。一度たるんでしまうと元に戻すのは難しいため、日頃からの予防を重視しましょう。

毎朝・毎夜の行動がまぶたに負担を欠けている

アイプチ・メザイク・アイテープといった道具を使い、二重まぶた風メイクをしている人の中には、メイクのしすぎでまぶたが垂れ下がってしまっている人がいます。この原因は、「過剰なアイメイク」にあります。 アイプチなどのアイテムは、まぶたをテープやノリで無理やり引き上げるもの。元の位置に戻ろうとするまぶたの力に反しているため、まぶたの皮膚・組織に多大な負担がかかります。この状態が続くと、まぶたが腫れたりかぶれやすくなり、皮膚がどんどん厚ぼったくなってしまうのです。すると、まぶたのたるみが目立つようになります。 メイクをやめれば、たるみも元に戻るのでは…と思うかもしれませんが、多少の回復は見込めるものの、完全に元通りとはいきません。メイクでも二重まぶたを作れなくなってしまうため、最終的には美容外科などで二重まぶたの手術を受けるしかなくなってしまうのです。

たるみ悪化防止のためにできるケア方法

アイプチはまぶたに悪影響…と分かっていてもやめられず、まぶたがたるんでしまった場合、どうしたらいいのでしょうか?以下に、3つの対策法をまとめてみました。

手術でまぶたのたるみを切除する
とにかく、まぶたのたるみをどうにかしたい…という人は、形成外科・美容外科などでたるんだ皮膚を切除することをオススメします。短時間の手術でスッキリとした目元に戻ることができ、術式によっては二重まぶたの形成も同時に行えます。ただし、皮膚を切開するため、腫れや内出血などの症状は比較的長め。仕事や学校などがある人は、ある程度の休みを確保してから受けるようにしましょう。
エステを利用する
まぶたのたるみが軽度であれば、エステサロンに行ってみるのもひとつの手段。エステティシャンによるマッサージや肌の引き締めメニューなどを試すことで、ある程度のたるみは改善できるかもしれません。ただし、質の悪い施術を受けると逆効果になる恐れがあることと、継続的にサロンへ通わないと効果を保つことができない、という部分はデメリットです。
目元のストレッチをする
エステに行く時間がない…という場合は、自分で目元のストレッチをすると◎。以下に、簡単にできる方法をご紹介します。
1.まぶたを閉じた状態で、眉毛をグーっと上に引き上げる。
2.5秒間ほどそのままにし、ゆっくりと元に戻す。
眉毛は、できるだけ思いきり引き上げるのがコツ。3セットを目安に行いましょう。ただし、やりすぎても逆効果になる恐れがあるため、朝・晩の2回くらいに留めて。

アイプチによる主な原因

ここでは、アイプチを使用することによってまぶたがたるむ理由を解説しています。なぜまぶたがたるむのか、眼瞼下垂になってしまうのか、しっかりと原因を知っておきましょう。

無理な力で皮膚が引っ張られている
アイプチなどのメイクを使う際、皮膚を引っ張っている…という意識は少ないと思います。しかし、二重風メイクはまぶたとまぶたの皮膚を貼り合わせているもの。皮膚は、テープやノリなどの力から離れようとするため、結果として無理な力で引っ張られている…ということになるのです。この状態だと、目を普通に開けている状態でも負担がかかりますし、まばたきをするだけでもダメージが蓄積されます。
まぶたの皮膚を伸ばした状態が長時間続く
1度アイプチをしたら、そのまま1日を過ごす人がほとんどではないでしょうか?これは、まぶたの皮膚を無理に引っ張った状態が、1日も続くということ。1日だけでもかなりの負担がかかるのに、これを毎日続けたら…皮膚に相当な負担がかかることが分かると思います。鏡を見て「まぶたが重くなってきた」と感じたら、すでに皮膚がたるみはじめている可能性アリ。すぐにでも、たるみ対策を始めましょう。
まぶたの血流が悪くなる
アイプチをすると、長時間まぶたが引っ張られている状態が続きます。すると、まぶたの皮膚にクセがつきやすくなり、血行不良になってしまうのです。まぶたの血流が悪くなると、余分な水分・老廃物が溜まりやすくなり、むくみやたるみが起こる原因となります。メイクの後は、蒸しタオルなどで目元を温め、血流を改善するようにしましょう。

アイメイクが原因で発生する眼瞼下垂について

アイプチも眼瞼下垂の大きな原因になってしまいますが、アイプチさえしなければ良いのか?というと、そうではありません。様々なアイメイクが眼瞼下垂の原因になってしまうのです。

腱膜性眼瞼下垂症
アイメイクなどが原因で発生する眼瞼下垂は先天性のものではないため、後天性眼瞼下垂と分類されます。
眼瞼下垂になる原因はいくつか考えられますが、代表的な理由とも言えるのが腱膜のトラブルによるもの。まぶたをこする癖がある人も「腱膜性眼瞼下垂症」になりやすいと言われています。
アイメイクが腱膜性眼瞼下垂症を招く理由
まぶたには「眼瞼挙筋」と呼ばれる筋肉があるのですが、この眼瞼挙筋は「腱膜」と呼ばれるものを介して「瞼板」という「まぶたの縁」にあるものを持ち上げ、まぶたを開いています。
眼瞼下垂はうまく目が開かなくなる症状であることからもわかる通り、これらの働きのうち、どこかで問題が発生している状態。具体的には「腱膜」が「瞼板」から外れてしまうと、うまくまぶたを開けることができなくなります。

参考:後天性眼瞼下垂症|日本形成外科学会

様々な原因によってこの症状が引き起こされますが、ここでアイメイクが関係してくるのです。
アイメイクをすると、クレンジングで落とさなければなりませんよね。お湯で落ちるマスカラなども出ていますが、メイク汚れを落とすためにクレンジングでゴシゴシ擦っている方も多いはず。
こういった刺激も眼瞼下垂になってしまう大きな原因になります。

力を入れてゴシゴシ擦るクレンジングは、ある意味無意識のうちに腱膜が瞼板から外れやすくなるように働きかけてしまう行為だとも言えるでしょう。特に女性の場合、毎日メイクをしている方も多いはず。自分では気にせずに行っていたクレンジングが眼瞼下垂のリスクを高めてしまうかもしれません。

ビューラーにも注意が必要
アイメイクがまぶたに与える悪影響というと、マスカラやクレンジングのことばかり考えてしまいがちです。ですが、実はマスカラを塗る前に行うビューラーもまぶたに負担をかけてしまいます。
ビューラーの正しい使い方はまつ毛の根元にあてたら、根元、中央、毛先に向かってポイントをずらしながらカールするということ。ただ、中にはまぶたを引っ張りながらビューラーを使っている方がいるようです。
当然ながら、これはまぶたを伸ばしてしまう行為でもあるので、絶対にやめておきましょう。まつげが抜ける可能性が高いだけでなく、眼瞼下垂を招く原因にもなりかねません。確かにまつ毛の根元ギリギリを挟んでカールをかけた方がまつげは上向きに仕上がりますが、まぶたへの刺激のことを考えると、少し根元から離れたところを挟んだ方が安全ですね。
アイメイクは必ず落としてから寝よう
仕事から疲れて帰ってくると、ついメイク落とさずに寝てしまうこともあるのではないでしょうか?ですが、これもまぶたに大きな負担をかけることになってしまいます。
実際に、海外で1ヶ月間メイクを落とすことなく、毎日重ね塗りすると肌の状態はどうなるのか?といった実験が行われたことがあるのですが、10日ほどで肌状態がかなり悪化し、目も腫れてしまったとのこと。

参考: Dormir sans se démaquiller : une grave erreur, la preuve en images !

当然ながらまぶたの状態も悪くなっているでしょう。

10日もメイクを落とさないことはさすがにないかもしれませんが、クレンジングを適当に済ませてしまった場合にもアイメイクの成分が残り、まぶたに負担をかけてしまう可能性は十分に考えられます。

雑菌や顔ダニが繁殖してまぶたがかゆくなるようなことがあれば、気になって触ってしまいますよね。こういった行動も眼瞼下垂に繋がる原因です。

アイメイクはできるだけ簡単なもので済ませるのが理想的ではありますが、それが難しい場合もクレンジングであまりまぶたに負担をかけることなく落とせるものを選択してみましょう。外に出かける必要がない日はノーメイクで過ごし、肌を休ませてあげるのも効果的です。

クレンジングをする際には指の腹を使うようにしてメイクとなじませ、アイラインやマスカラを落とします。目の周りはとても皮膚が薄く繊細な部分でもあるので、なるべくさっと済ませられるのが理想的。もちろん汚れが残っているのは良くないので、ポイントメイク落としなどを使って短時間できちんと落としてみてくださいね。