日常生活に潜む眼瞼下垂・目のたるみの原因

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眼瞼下垂を
悪化させる原因

眼瞼下垂・目のたるみを悪化させる、意外な行動とは!?

目の周りの皮膚は他の部分に比べて薄く、乾燥・紫外線・外部刺激によるダメージを受けやすいもの。日常のちょっとした行動でも大きな負担がかかり、まぶたのたるみや眼瞼下垂の原因となることがあります。 ここでは、眼瞼下垂やたるみの原因と考えられる日常の何気ない行動についてまとめ、その対処法についても解説しています。日々の心がけがトラブルを予防・回避するヒケツとなるので、ぜひ基礎知識を身につけておいてください。

SYMPTOM 01

よく目をこする

目のかゆみや違和感を覚えると、つい目をこすってしまう人は多いでしょう。しかし、目をこするという行為は、まぶたの皮膚や筋肉といった組織に大きなダメージを与え、眼瞼下垂のリスクを高めることが分かっています。また、まぶたのたるみ以外にも、眼病や美容トラブル(シミ・シワなど)の原因となることがあるため、目をこすらずに対処する方法をしっかりと覚えておきましょう。

SYMPTOM 02

誤った洗顔方法

顔を洗う際に、ゴシゴシと強い力を入れるのはNG。目元まわりの皮膚の表面だけでなく、深い部分にまでダメージが伝わり、肌のハリを保つコラーゲンなどが壊れやすくなってしまうのです。間違った洗顔法は、まぶたのたるみや眼瞼下垂を引き起こすもと。正しい洗顔方法を知るとともに、食生活・睡眠・ストレスといった、生活習慣の改善も心がけていきましょう。

SYMPTOM 03

加齢による筋力の低下

眼瞼下垂やまぶたのたるみの原因は、その多くが加齢による「まぶたを持ち上げる筋力低下」「皮膚のハリ(弾力)の低下」です。しかし、まぶたのたるみを見ただけで、眼瞼下垂かどうかをジャッジするのは困難。ここでは、簡単なまぶた年齢のチェック法をまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。また、呼吸法や紫外線対策といった、日常的に心がけたいたるみ防止法も要チェックです。

SYMPTOM 04

コンタクトレンズの長期使用

眼瞼下垂を発症している人に、コンタクトレンズ、とくにハードコンタクトレンズを長期利用している人が多いというデータが、さまざまな研究から明らかになっています。レンズとまぶた裏の摩擦・着脱時の皮膚へのダメージ・眼輪筋の緊張などが原因として考えられていますが、一度まぶたがたるんでしまうと、レンズの使用を中止しても元に戻りにくいのが特徴です。まぶたに違和感を覚えたら、早めに専門医へ相談しましょう。

SYMPTOM 05

アイプチなどの過剰な目元メイク

アイプチなどを使った二重まぶた風メイクは便利ですが、使いすぎるとまぶたの皮膚がたるんできてしまいます。なぜアイプチがまぶたのたるみを引き起こすのか、その主な原因をまとめていますので、ぜひチェックしておいてください。また、アイプチを使い続けると、たるみはどんどん悪化してしまいます。それを予防するための方法も紹介していますので、「どうしてもアイプチをやめられない」という人は参考にしてみてください。

SYMPTOM 06

眼瞼下垂が初期症状としてあらわれる重症筋無力症について

重症筋無力症とは何か?というと、これは難病にも指定されているもので、神経から筋肉にうまく信号を送れなくなる症状です。この中の症状として目の不調が現れることがあり、眼瞼下垂も症状の一つとなります。

眼瞼下垂=重症筋無力症というわけではありませんが、眼瞼下垂は病院で診察を受けるべき症状なのです。

重症筋無力症は他にも軽視や四肢・頸筋の筋力低下、構音障害、嚥下障害が代表的な症状となっており、重症化した例では呼吸障害が発生することもあるのです。最悪の場合は死亡につながることもある重症筋無力症。眼瞼下垂との関係も含めてご紹介します。

・重症筋無力症の原因

大きな原因となるのは、神経からの信号がうまく筋肉に伝わらなくなることにあります。神経筋接合部の筋肉側に存在している分子の中に自己抗体が生成されるためにこういった症状も起こるのですが、なぜ自己抗体が作られるのかについては未だはっきりしていないところも多いです。

自己抗体の標的となることが多いのが、「アセチルコリン受容体」と呼ばれるもの。脳からの指令を伝える役割を持っているアセチルコリン受容体の働きを抑える抗体が作られるのが原因であるケースが多く、全体の85%とまで言われています。

また、抗アセチルコリン受容体抗体を持っている患者さんのうち、75%に胸腺の異常がみられることから、胸腺が何らかの形で関わっているのではないかとされているのです。具体的にどのように関連しているのかについてはいまだに解明されていません。

参考:(PDF)厚生労働省:11 重症筋無力症[PDF]

・日本における重症筋無力症の例

日本において50歳以上の高年期に発病する重症筋無力症は、諸外国と比較するとそれほど多くありません。例えば、1973年に行われた調査においても総患者数の10.3%にとどまったとのこと。

一方で、欧米では25~30%もの割合で高年期に重症筋無力症を発病しているとのことです。

そして、重症筋無力症を発症している患者さんの症状をまとめた論文を確認してみると、重症筋無力症以内に眼瞼下垂を発症していることが多いとわかります。

参考:(PDF)日本老年医学会雑誌20巻5号:50歳以後に発病する重症筋無力症[PDF]

上記の論文を参考に、重症筋無力症と眼瞼下垂の症状が現れた例をご紹介しましょう。

まず、78歳男性の場合。右目に眼瞼下垂があり、その他にも複視を感じていたそうです。その後、構音障害を経て今度は左目に眼瞼下垂。更に嚥下障害、頭部の前方下垂が現れましたが、休むことによって一過性に改善。病院を受診したのは1975年4月のことなのですが、その後症状が悪化したこともあり12月には死亡しています。眼瞼下垂の症状が現れたのは死亡の9ヶ月前のことです。

2つ目の例では、52歳に両側の目に眼瞼下垂が現れた男性。こちらは1974年に呼吸困難などによって入院、その後治療も受けましたが、1981年に死亡しています。

3つ目の例では60歳男性が両側に眼瞼下垂を感じ、病院を受診。1981年、60歳の時に両側の目に眼瞼下垂と複視が現れました。こちらのケースでは抗コリンエステラーゼ剤と呼ばれるもので治療を行ったところ、症状が改善したとのことです。

この3例をもとにわかることは、高年期になってから発症しやすいということと、眼瞼下垂の症状があるということ。眼瞼下垂の症状は片側だけに現れるケースもありますが、それが悪化して両目に発生するようになります。

・重症筋無力症の自覚症状

初発症状として現れやすいのが、眼瞼下垂と複視などの目のトラブルです。複視とは、物が2つに見える状態のこと。その原因は重症筋無力症だけではないので複視が発生したからといって必ずしも重症筋無力症とは限りません。

ただ、どちらも重症筋無力症の初期症状として現れることが多い点については押さえておきましょう。

こちらの論文を確認してみると、嚥下障害を感じて病院を受診するケースも多いです。

参考:(PDF)日本老年医学会雑誌32巻5号:高齢発症重症筋無力症における臨床的検討[PDF]

・眼瞼下垂との関連

なぜ重症筋無力症になると眼瞼下垂の症状が現れるのかというと、先述したように、この病気の原因が神経から筋肉にうまく信号を送れなくなることにあるからです。目を開けるといった信号が送られにくくなってしまいます。

眼瞼下垂が現れただけで重症筋無力症と決め付けることはできませんが、眼瞼下垂は複視と並んで発生しやすい重症筋無力症の初期症状の一つだということを頭に入れておきましょう。

つまり、眼瞼下垂だけでなく複視の自覚症状もある場合は、万が一のことを考えて病院を受診しておいた方が良いということ。難病に指定されている病気ということもあり、信頼できる病院を受診することも大切です。

死亡例についてご紹介したため、現在眼瞼下垂の症状を感じている方は不安になってしまったかもしれませんが、仮に重症筋無力症断ったとしても早期の段階で発見が実現でき、早期治療が開始できれば予後は比較的良好だといえます。

参考:難病情報センター:重症筋無力症(指定難病11)

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